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日本人ってけっこうアンケートを「とるのが」好きですよね。
それで結果をみるのも好きですよね。ananの好きな男ランキング、
今、彼氏いますか?週に何回デートしてますか?何歳で結婚しましたか?・・・
アンケート結果で、「人はどうなんだ」ということを知ることができて安心できるからかもしれません。
アンケートの一番の目的は、「どの意見が一番妥当か」ということを知るための多数決でしょう。例えば、100人をつかまえて「神戸空港建設反対」というひとが過半数ならそれを、国民の意見とする。この考えは間違ってないですよ。まさか、日本人全員にきいてまわるわけにはいかないしね。
ですが、神戸の人と、東京の人に1000人ずつに同じ意識調査をして、神戸の人が723人反対、東京の人が565人反対だったとしましょう。
ここから「神戸の人は東京の人より、神戸空港建設に反対している」と結論付けてもいいでしょうか。答えはノーです。ちゃんと統計的手法にもとづいた計算をもとにして、差があるかを考えないといけないのです。
差があると認められて、初めて上記のことがいえるわけです。
実は、この手法をふまえないで、いろんな法則をたててしまってることが多いのです。
これはあくまで例ですが
3人の人に、とうがらしを2週間食べつづけてもらいました。
Aさんは0.3kgやせ、Bさんは0.8kgやせ、Cさんは1.0kgやせました。だからとうがらしを食べるとやせます。と。確かに数字が減っていれば、やせたことになります。
でも3人くらい実験したところで本当にやせるといえるのでしょうか。あるテストを実行する前と、後で数値に変化があったか、差があるかということは、もうちょっとサンプルを増やして、統計的手法で計算しなければなりません。
とうがらしの例はいわば、「みなさんの会社の社員食堂で3人昼ゴハンを食べている人がいます、そのうち2人がカレーを食べてました。だから日本人の66.7%がお昼にカレーを食べています」と結論づけるようなものなのです。
これならおかしいってわかるでしょ?
多くのアンケートや調査は、何人がどれに答えたか、を出せば満足して終わり、のような気がします。
でも一応数字だから科学的なことやってるように見えるんですよね。中学校で習う「資料の整理」高校でならう「統計」の部分って飛ばしてしまうことも多いし、数学が嫌いな人が多いので、ますますみんな正しくデータを読むことができなくなってくる。
悪質なデータは、極端に言えば「はじめに結果ありき」なんです。プロセスは都合のよいように書いて、そちらの結論に誘導してしまうというわけです。
新しい発見がそうしょっちゅうあってたまるかっての!
健康についても、教育についても、いろんなデータがでまわってますけど、簡単に惑わされないようにしてください。
そのデータがほんとに科学的手法に基づいたものであるかを確認するようにしてくださいね。
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